野菜のエディブルフラワーとして、お皿を華やかにしてくれる紅菜苔の花は、お店に届く時の状態から逆算して収穫します。細やかな配慮が必要ですが、どんどん出来てくるので野菜の少ない3月には貴重な品目です。

収穫のタイミング

花が咲いた状態では売りません

花が咲いた状態では売りません

今回は前回紹介した紅菜苔の収穫のタイミングについて教えてもらいました。
紅菜苔は、花が咲くとそのあと花びらが散ってしまったり、葉っぱが枯れてしまい、タケイファームで最も出荷することが多い飲食店で使いづらい状態になってしまいます。
そのため、タケイファームでは蕾の状態で出荷しています。

紅菜苔の花として発売

柴海さん(左)が持つ花は開ききっている

柴海さん(左)が持つ花は開ききっている

しかし、花が咲いてしまった紅菜苔を処分するわけではありません。
「紅菜苔」ではなく、「紅菜苔の花」として発売します。
選定のポイントは、今がピークの開いた花はむしり取り、これから咲きそうな(咲きかけの)花を選んでいるところです。

花の活用方法

最終的な使用方法を考えて出荷している

最終的な使用方法を考えて出荷している

レストランでは武井さんが出荷した紅菜苔の花をそのままお皿に乗せて提供しており、
野菜であるのにエディブルフラワー(食べられる花)として料理の見た目を引き立てているそうです。
また、紅菜苔の花として発売しているため、剪定するのは花の部分だけなので収穫が楽なんだとか。

以上今回の週末畑.comは、タケイファーム編 第6回 紅菜苔のツボミ 収穫のコツ についてでした。

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タケイファーム

野菜「創り」に最も大切なもの「こだわり」と「品種のDNA」。定番野菜だけでなく「西洋野菜」「ミニ野菜」「色物野菜」など、少し変わった珍しい野菜たちも栽培しています。
代々から続く農家に生まれ育ったものの、子どものころから農家になることを拒否し、食にも興味がないサラリーマンだった武井氏が、両親の毎日の仕事をま正面から考えるようになり、「農業」に携わるようなりました。
農業を始めて15年。今日まで350種類を超える野菜を栽培し、年間栽培する野菜は140種類以上となりました。

「野菜創りに終わりはない」という想いのもと、おいしい「品種」、そして「出荷品質」にこだわって農業を経営しています。

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