柴海祐也 俺の農業シリーズ、ひとまず今回が最終話です。 柴海 5年のビーツ栽培研究の成果を発表します!!

柴海さん、ここ5年間ほどビーツの栽培方法を研究してきました。 その成果を、ここに発表します。ポイントは、次の3点。

・夏の終わりに蒔く

・間引きをしない

・越冬方法

本当は、教えたくないんですけど、、と言いながら、分かりやすく説明します。

恒例の、謎の男、あらため、マイナビ黒壁氏。 シリーズ最終回なので、最後に、おまけ動画をつけました。 「アンニュイな農家と謎の男」 こちらも、ご覧ください。

 

5年間の栽培研究成果

今回はビーツの超簡単栽培法です。柴海農園ではビーツを3反歩ほど栽培しています。5年間栽培研究を行ってきました。

シンプルに作れる栽培方法を紹介していきます。

栽培のポイント

ビーツは春蒔きと秋蒔きがあります。秋蒔きは天候が不安定なため、夏の終わり頃に蒔きます。

栽培のポイントが3つあります。夏の終わりに蒔くこと、間引きをしないこと、簡単な越冬方法になります。

播種のタイミング

播種のタイミングは、8月15日から25日にかけて蒔きました。

台風や長雨の影響があると葉っぱが赤いため光合成がしにくいので、9月の上旬蒔きでは遅いです。

条間の間隔

180cmの太陽光マルチを敷き、はがしてから三条で蒔きます。

条間が65cmになっており、台風が来た時に、管理機で土をよけてあげると芽が折れにくくなります。土を寄せるときも土をかけやすく管理がしやすいです。

種は15cmに一粒蒔いていきます。人参に比べて発芽は難しくありません。ビーツ一つの芽から何本も芽が出てきますが、間引かず育てています。

この作業をすることで、体面積当たりの収量が上がります。また、レストランや業務加工用など、色々なサイズのビーツが育つことで様々な提案ができます。

ビーツの大きさ

大小様々な形をしています。小さいものは丸のまま煮て皮を剥くといいでしょう。今年は台風の影響により、例年に比べてサイズが小さいです。

間引きをしないようにするために一条にしています。実際は二条蒔きくらいの感覚で栽培を行っています。こうすることで、手間をかけずに簡単にビーツを栽培することができます。

寒気対策

12月20日以降に強い寒気が来るため、ビーツの頭の部分から寒さが入り腐ってしまいます。

対策として、12月下旬に葉の先端部分まで土をかけてあげることで、土中保存ができるので2、3月まで収穫ができます。

収穫時期

ちょっとした手間をかけるだけで、11月から3月までビーツの収穫ができます。柴海農園では無農薬でビーツを栽培しています。

ビーツはそんなに虫に食われる作物ではないので、無農薬にするとより美味しくなります。

以上今回の週末畑.comは、 「柴海祐也 俺の農業」柴海さんの研究発表、ビーツの効率的な超簡単栽培方法について教えていただきました。

今回の動画はこちらの再生リストからもご覧いただけます
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柴海農園

千葉・印西で400年続く農家の息子が、2009年に始めた有機農家です。 年間60品目のやさいを農薬・化学肥料を使わずに栽培。 ピクルスやジャム、糀を使ったの加工食品も自家製造しています。
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