今回は、「みかんのみっちゃん農園シリーズその2」です。前回に引き続き、みっちゃん農園が大成功した秘訣について迫っていきたいと思います。

品種を増やさないとお嫁さん来ない!? | 3か月で1年分稼ぐ “みかん農家の現状”に挑戦 | みかんのみっちゃん農園 その2

色んな農家に出会ったサラリーマン時代

元々小澤さんは大学を卒業して3~4年間、大阪でサラリーマンをしていました。長男なのでいずれは和歌山の実家に戻らなくてはいけないというのが頭の片隅にはありましたが、当時は農家をするつもりはなく、都会に出たい気持ちがあったので和歌山にも戻りたくありませんでした。しかし仕事内容が農家と話すことだったため、そこで色んな農家さんに出会う機会がありました。武井さんのような農家を楽しんでやっている方にたくさん出会いました。

商品売買と時代の変化

LINEもなかった当時、お会いした農家さんの中に、生産者と消費者で簡単に連絡のやり取りができたらって考えている方がたくさんいました。小澤さんも、市場やJAに野菜を売る時代ではなく、お客さんに直接売る時代が来ていると感じました。元々喋ることが嫌いではなかったので、コミュニケーションツールの一つとして物を売り買いするのは楽しいのではないかと思いました。

小澤さんがもたらした変化

小澤さんは今年(2022年)で7年目になります。今も一緒にやっているご両親が中心だった時代は、基本的にJAの生産技術をそのまま行っていました。品種はみかんとはっさくとレモンの3種類だけでした。小澤さん自身もすぐ結果が欲しい人間だったので、適当にみかん作りをやっていました。しかし「美味しかった」とお客さんに言われても少し違和感がありました。自分で作ったとは言っても、畑をないがしろにしている上に先代の力のおかげでしかないと思い始め、このままだと自分のブランドとは違うと感じました。そこで肥料とアミノ酸や液肥、草を刈って極力除草剤を使わないようにするなど、3~4年前からすべてのやり方を変えました。

品種を増やした理由

みかんは通年通して1回しか収穫できません。10月、11月、12月の秋冬に全て収穫して、それを生活に回すのは結構リスキーだと思いました。いずれ結婚してお嫁に来てもらったときに、「その3か月以外収入0で大丈夫か」と言われる心配もあったので、定期収入的なところで季節を変えて、労力分担できるやり方を考えました。

みっちゃん農園流 経営戦略とは

ご両親も「農家は稼げない」「お前には農家をさせたくない」と言っていました。しかし、みかんシーズンにたくさん売るから値段が安くなるわけで、逆に出回らない時期に出せば高く売れるのではと思いました。また自分で売ることもやっているので、お客さんの欲しいものをちゃんと聞いて作ることもできます。大量生産すると、たくさん作るために同じ仕事が一気に入ってしまうので、品目を変えてやった方が労力の均一化も価格も取ることができると思ってやりました。


以上今回の週末畑.comは、 「みかんのみっちゃん農園」柑橘のスペシャリスト小澤さんより、みっちゃん農園が稼ぎ続ける秘訣について教えていただきました。

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みかんのみっちゃん農園

人との出会いは一期一会、みかんも同じ。

私達のみかんに出会って頂いた『ご縁』を通して広がる美味しい笑顔の輪。

それが大きくなって、やがて世界が幸せで満たされますように。 It’s a small world. 

みかんのみっちゃん農園は、みかんを通しておいしく楽しいつながりを創っていきます。

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