今回も、前回に引き続いて森田農園の森田さんに、こだわりポイントを解説してもらいながら、農園を紹介してもらいます!
野菜の成長段階を楽しむ提供
去年の秋から始めているニンジンがあります。ニンジンはこのくらいの太さと大きさで出すのが通常の規格です。森田農園では、あえて細いニンジンをカラフルで出すということをやってみようかなと思い、始めました。大先輩・武井さんから学んだ、野菜の成長段階で楽しめるような提供の仕方を極めてみようと思い、「カラフルキャロット」という名前でミニにんじんを作っています。
カラフルキャロット栽培方法
通常のニンジンの栽培方法とは異なり、株間を密植させます。太いものは太いもので売れますが、このように細いニンジンを採ります。葉っぱも料理に使って欲しいので、あえて付けています。葉先のフリフリ部分を揚げると美味しく食べることができます。軸は硬いのでオススメしません。先っぽをちぎってお肉料理に添えたり、サラダに混ぜたり、このまま天ぷらにしても美味しいです。森田農園では、この黄色に加えてオレンジ色、紫色、白色、クリーム色などのニンジンも栽培しています。紫色は、成長のスピードが合わず、すぐ大きくなってしまうため、小さく出荷するのは難しいです。赤色も一時期やっていましたが、紫と似て生育がいいため、春栽培に向きませんでした。あと一色くらい増やしたいです。サイズが大きいものは形を揃えてパッキングすると見た目が綺麗になります。マルシェで大好評です。
密植栽培の秘密
機械で小さく蒔くのは、そういう規格がないため難しいです。そのため森田農園では、シーダテープという水に溶ける優しい素材でできたテープにタネを加工したものを使い、独自の方法で蒔くようにしています。約1.5~2.0cm間隔で、紐の中にあらかじめ種を入れています。このテープを機械に通して、この機械から出てきたテープを土に埋めて蒔くことによって、株間を小さくしてあのミニキャロットを作っています。これはまだ研究段階ですが、細かく等間隔に種を蒔くにはどうしたらいいか、手間をかけずに蒔くにはどうしたらいいかと思ったときにこの方法で種を蒔きました。これが森田農園のこだわりポイントです。
以上今回の週末畑.comは、ミニサイズのカラフルな人参を栽培 | シーダーテープで密植栽培する方法 | 森田農園その2 でした!
今回の動画はこちらの再生リストからもご覧いただけます
気に入っていただけたら、チャンネル登録をお願いします!!
森田農園
森田農園は、人と森が近い街
千葉県流山市名都借の土地で
江戸時代から300年以上続いてる農園です。
撮影、ライブ配信、映像制作ご相談承ります
当プロジェクトの運営元のエーフラットでは各種撮影/映像制作業務を承っております。
商品の撮影、栽培風景、セミナーや講義の撮影、ユーザー事例の動画、農園案内や商品のプロモーションビデオの制作等、企画や提案から承ります。
お気軽にご相談ください。
担当:石田
03-3525-4285
エーフラットのWebサイトはこちら